【橘玲マニアが厳選】橘玲の著作で絶対に読んでおくべき超良書3選

【橘玲マニアが厳選】橘玲の著作で絶対に読んでおくべき超良書3選
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無類の橘玲(たちばなあきら)マニアが選ぶ厳選良書3選

私は無類の橘玲ファンを公言しております。

ヒイラギ

ゴミ投資家、黄金の羽根、小説マネーロンダリング時代からの大ファンです!

「ゴミ投資家」シリーズから始まり、「黄金の羽根」から今に至るまでの著作を20年以上に亘って全部読んで来ているので、筋金入りのマニアと言っても過言では無いと思います。

橘玲氏の著作は新刊が発行されると多くの書店では平積みになるので、FIREを考えたことのある人であれば一度は彼の著作を目にしたことがあるのでは無いか、と思います。

助手のひつじくん

新刊が出るたびに新聞でも良く広告を見るよね〜

一方で、20年以上執筆を続けられているということもあり、彼の著作数もとても多くなってきており、これから読んでみようという人は、どれから読んで良いか、分からないという方もいらっしゃるかと思います。

私が40歳で2億円以上の純資産を抱え、FIREできたのは、橘玲氏の著作の影響が多分にあったことは間違いありません。そこで、今回は生粋の橘玲マニアを自称する私が、橘玲氏の著作の中でも特にFIRE達成に役立った厳選3冊をご紹介します。

橘玲の厳選名著1:新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。

1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。

黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。

本書のポイント①:お金持ちになる方程式とルールが確認できる

世の中に数多ある書籍でお金持ちになる方法を教えてくれますが、そこで語られている全てのことは結局下記の方程式の枠内であることが提示されます。

資産形成=(収入−支出)+(資産×運用利回り)

このシンプルな方程式から、お金持ちになるには、「収入を増やす」「支出を減らす」「運用利回りを上げる」の3つしか無いことが分かります。

この3つの「当たり前」を前提としながら、そこから論理的に導き出させるルール(例えば、ルールの①「純利益(収入−支出)の確保こそ重要」、ルール②「複利の資産運用では、わずかな利回りの違いが大きな差を生む」など)を整理していくのが最初のステップとなります。

本書のポイント②:日本人の行っている資産運用への正しい理解が進む

次に、日本人の資産運用について語られます。特に、日本人が当たり前のように行っている自宅購入については、それ自体が大きな「不動産投資」であり、自分たちでは認識していないが、リスクの高い投資を昔から行ってきていたことが示されます。

また、株式への長期投資や経済予測など、資産運用に関する様々な項目が実証データと共に語られていきます。

本書のポイント③:生命保険に対しての向き合い方が分かる

生命保険についても語られています。

橘玲氏は本書を含めて、あちこちで生命保険に言及しており、その良し悪しは置いておいて、生命保険は「当たると運の悪い宝くじ」であること、日本の手厚い社会保障では生命保険は実態として「差額入院ベッド代」にしか過ぎないことを指摘しています。

本書のポイント④:マイクロ法人の作り方から実際の会計の考え方までが詳述

本書内のPART2では、厚生年金・社会保険の解説から始まり、「個人」と「法人」のふたつの人格を使い分けることが合理的であり、「マイクロ法人」を利用して税金・社会保険を最適化することがお金持ちになる最適ルートであると説いています。

このブログでもFIRE生活に欠かすことのできないツールとして「マイクロ法人」を何度も語っていますが、「マイクロ法人」という単語と考え方は橘玲氏が広めたものです。また、法人によるファイナンスについても紹介されています。

補足書籍:「貧乏はお金持ち─「雇われない生き方」で格差社会を逆転する」について

「黄金の羽根の拾い方」のマイクロ法人の部分につき、より詳細にスポットライトを当てたのが「貧乏はお金持ち」です。マイクロ法人のことで学びたいのであれば、こちらも必読書になっています。

グローバル資本主義の台頭とともに、楽園を追われるようになったサラリーマン。望むと望まざるとにかかわらず、すべてのものがフリーエージェント化していく。残酷なまでに自由な世界を、どう生き抜くべきかのか?

「雇われない生き方」とそのための「ファイナンスの技術」を描いたベストセラー!

あなたの人生に「希望」はありますか?税金ゼロで利益を最大化! 合法的に国家から搾取する方法

あのベストセラーが待望の文庫になって登場!
グローバル資本主義の進展とともに快適な「楽園」を追われるようになったサラリーマン。正社員はもはや希少種となり、あらゆる人が望むと望まざるとにかかわらず、フリーエージェント化していく……。
残酷なまでに「自由」な世界を生き抜くにはいったいどうすれば?

サラリーマンだけが知らない、「雇われない生き方」で不条理なニッポンに希望を掴み取る「ファイナンスの技術」!!

本書のポイント①:「マイクロ法人」の概要とその誕生の背景が分かる

「マイクロ法人は、国家を利用して富を生み出す道具(ツール)である」と明言し、「黄金の羽根の拾い方」で示したマイクロ法人をより掘り下げた内容になっています。

アメリカでは、サラリーマンという「楽園」を追われ、止むを得ずフリーランスとなる社会が到来してしまっている背景に触れ、「望んでもいない自由を押し付けられた」と断じています。

本書のポイント②:日本における会社の形態についての詳細と設立時の定款のポイントが分かる

日本における会社の形態の説明があります。株式会社、有限会社、合同会社のそれぞれの特徴が語られています。

また、マイクロ法人を設立するにあたっての定款の書き方のアドバイスも付いています。

いわゆる「フォーマット」ではなく、商号はどうすべきか、資本金はいくらにするのが良いか、どういった点に注意しておくべきなのか、といった詳細が掲載されています。

本書のポイント③:マイクロ法人で必要な会計の考え方が分かる

財務会計、税務会計、管理会計に加え、夢を実現するための会計、自由に生きるための会計の5つを紹介し、マイクロ法人としての会計では「自由に生きるための会計」の考え方が必要であることが説明されます。

その上で、意図的に「貧乏」になるための会計の考え方が示されます。この手の説明は極めて複雑化するのですが、本書ではサザエさんの家庭を例に取り、「サラリーマン法人フクダ」の実態を用いながら、なるべく分かりやすく解説する工夫をしています。

本書のポイント④:個人と法人を合算したキャッシュフローの重要性が理解できる

マイクロ法人では、個人と法人は実態としては同じ財布ですが、法律上はそれぞれが独立していることになっています。

よって、キャッシュフローを考える際には、家計とマイクロ法人をどのように連結させるのか、が重要ですが、本書ではそのやり方についても説明されています。

橘玲の厳選名著2:臆病者のための株入門

二十七歳無職のジェイコム男はなぜ五年で百億円の資産をつくれたのか? 意外な観点から株式市場の光と闇を照らす画期的な入門書

本書のポイント①:株式投資で100万円が100億円に増える理由

冒頭、ジェイコムで大儲けした「ジェイコム男氏(ネット上では「BNF」と呼ばれていますが、本書の名称に合わせます)」がそのようなことが起きる背景は何か?ということから始まります。

その上で、株のプロとはなんなのか、株式投資はギャンブルである、といったことが説明されるとともに、橘玲氏自身が「1日で2億円儲けて7億円損する」寸前の超ハイリスクな投資に挑んでいたことが紹介されます。

本書のポイント②:経済学的にもっとも正しい投資法

途中、ライブドア事件やデイトレード、チャート分析、アノマリー、ウォーレンバフェットの話を挟み、本書のキモである「経済学的にもっとも正しい投資法」が解説されます。

これは今では良く知られることになった投資の最適解は「インデックスファンドに投資しておきなさい、以上。」というものですが、「では、なぜインデックスファンドに投資することがもっとも正しい手法なのか?」ということを難しい数式なく説明してくれます。

CAPM(キャップエム)理論が難しくて分からない、という人はまず本書の記載をなぞれば良いです。

本書のポイント③:インデックス投資への反論

この本の面白さは、「インデックスファンドが最適解である」以上終了とはならずに、経済学者が証明したインデックスファンドに対してのウォール街の反論を掲載しているところです。

例えば、インデックスファンドが絶対に正しいというのであれば、ウォーレンバフェットの驚異的な利回りはどう説明するのか、とか。

途中のいくつかの反論を交えつつも、本書の結論としては「資本主義は自己増殖する仕組みであり、長期的には市場は拡大し、株価は上昇する」と説明しています(ただし、それがいつになるかは分からないが、とカッコ書き)。

橘玲の厳選名著3:幸福の「資本」論

作家であり、社会評論家でもある橘玲氏の集大成ともいえる内容で、初めて「ひとの幸せ」について真正面から取り組んでいます。

幸福であることを条件づけるものは、「自由」「自己表現」「共同体=絆」の3つである。橘氏は、「幸福」は、しっかりした土台の上に設計するべしとし、その人生の「インフラストラクチャー」を前述の3つに対応させて、以下に求めます。

「金融資産(資本)」「人的資本」「社会資本」。

この3つの資本の組み合わせによって生まれる「人生の8パターン」によって、すべてのひとびとの「幸福」のカタチが説明できるとしています。

社会資本(中学からの友達ネットワーク)しかない田舎のマイドルヤンキーは、「プア充」。「友だちネットワーク」から排除されるとたちまち3つとも持っていない「貧困」に陥る。
金融資産がなくても、高収入を得られる職業につき、友だちや恋人がいれば、人的資本と社会資本を持っている「リア充」。
人的資本と金融資産があって社会資本がないのは、「金持ち」の典型、という具合。

3つの資本をすべてそろえることは難しいが、せめて2つをそろえれば「幸福」といえる状態になるのではないか。

では、どうすれば2つをそろえることができるのか…、そして「幸福」になれるのか、3つの資本を解説しながらその答えを追いかけます。

本書のポイント①:幸福には3つのインフラが必要

これまでの3冊はいかに金融資産を積み上げるか、に重点を置いた形での書籍紹介でした。しかし、金融資産だけを築きあげたとしても人は幸せにはなれない、と橘玲氏は説きます。

人が生きるにあたって必要なのは「金融資産(資本)」に加えて「人的資本」と「社会資本」であると。本書冒頭では、それら3つのそれぞれの相関関係が示されます。

本書のポイント②:人生の8つのパターン

3つの資本のいずれを持っているか、持っていないか、によって、人は分類されること、例えば、いずれの資本も持っていないのであれば「貧困」であり、金融資産は持っていないが、人的資本と社会資本を有している場合は「リア充」、全ての資本を持っているのであれば「超充」、金融資本と人的資本はあるが社会資本は持っていないのであれば「お金持ち(=投資家・トレーダー)という風に分けられる、そういったパターンが事例とともに解説されます。

本書のポイント③:各資本について

その上で、金融資本、人的資本、社会資本を積み上げるにはどう生きていくべきか、ということが示されます。

特に、人的資本の項で語られるポジティブゲーム=バザール、ネガティブゲーム=伽藍は、今後の世界において最も重要なファクターである「良い評価を数多く獲得すること」について示されています。

「伽藍」と「バザール」という、この2つのゲームの違いを押さえることは、極めて重要です。

本書後半では「フリーエージェント戦」を取ることで、あらゆる調査で人生の悩みとして上がって来る「健康、金銭、人間関係」の3分の1は消失し、経済的に独立できれば金銭も解決することから、残る問題は健康だけになると解説されてます。

人生を3つの資本で考えるというシンプルなアプローチで幸福の本質に迫った良書です。

補足書籍:「人生は攻略できる」について

なお、「幸福の資本論」と同じ主旨の内容になっているのが「人生は攻略できる」です。

内容としては、ほぼ同じであり、3つの資本をどのように獲得し、積み上げていくのか、を書いている本なので、「幸福の資本論」を読了しているのであれば、補足的に読んでみるのも良いかと思います。

「幸福の土台」を手に入れるために必要なのは、新しい時代のルールを理解して、大事なところで正しい選択をすることだけだ。

これで人生は「攻略」できる。ベストセラー&新書大賞受賞『言ってはいけない』の著者がはじめて若者向けに書いた新時代の人生戦略。

「人生は攻略できる」とまで言い切る、誰でもできるお金も仕事も幸せもすべてを両立する新時代の生き方とは。

まとめ:この3冊を読むだけでも、人生の視点は大きく変わる

橘玲氏の書籍は20年以上の著作活動の中で非常に多岐に渡りますが、今回ご紹介した3冊はその書籍の中でもピックアップするにふさわしい仕上がりになっており、あなたの今後の人生の今後の道標となってくれるほどのインパクトがあると思います。

ヒイラギ

だって、私もそうだったので!

助手のひつじくん

内容は難しいこともあるけど、面白いよね〜

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