サラリーマンがFIREを達成するための2大ルート:「株式投資」と「不動産投資」
ヒイラギサラリーマンがFIREを達成するための手段として、多くの書籍で語られるのは「株式投資」か「不動産投資」だよね



まあ、だいたいその2つのどっちかだよね



そのいずれも一長一短があるけど、両方の投資を行っている私の目線から「サラリーマンがFIREを目指すにあたってどう進めるべきか」ということを語っていこうと思うよ
「株式投資」と「不動産投資」の戦略と順番



それではまず結論から伝えるね
- 金融資産が2000万円を超えるまでは株式投資に専念する
- 金融資産が2000万円を超えた段階で、不動産投資も検討する
- 不動産投資の利回りは7〜8%前後を目安として物件を探す
「金融資産2000万円」が基準となる理由



2000万円を目安に不動産投資を検討するってことだね。
でも、なんで2000万円なの?



2000万円にした理由は2つあるんだ。
まず、不動産投資の醍醐味は「他人資本を利用してお金が手に入る」ことだけど、他人資本=銀行からの融資、だよね?



そうだね。銀行から融資を受けるのが一般的だよね



そうなると、銀行に対して「私は不動産投資を考えています。そのためにこれくらいのお金を持っています」とアピールできることが大切なんだよ。これが無いと融資は受けられないと考えた方が良い



お金が無くても融資を受けられた!って話、たまに聞くけどね



そういったケースはレアケースだと思った方が良いね。
そもそも、サラリーマンの場合は、いわゆる「属性」が良くないと金融機関からの借り入れが受けられない可能性が高いんだよ。
金融資産によるけど、年収800万円程度無いと厳しい



まあ、確かに無一文の貯金の人に銀行も怖くて融資できないよね



あともう一つの理由は、現物の不動産投資は運用期間中に何が起きるか全く読めないんだ。
何か起きた際にすぐに動かせるだけのキャッシュは手元に絶対に置いておいた方が良い



アパートを持つとなると、数千万円、場合によっては1億円超えてくるもんねえ。その物件の修繕となると、それなりの金額必要だろうね
不動産投資の利回りは7〜8%前後を目安とするべき理由



目指す利回りが7〜8%なのはどういう理由?



これもいろんな考えがあるんだよ。
ただ、不動産で10%以上の利回りが出ているケースは総じて「立地」と「築年数」に難があって、10%以上になっている場合がほとんどなんだ



つまり、入居者に敬遠される物件ってこと?



その通りだね。で、サラリーマンがFIREするための資産基盤として保有するにあたって、この手の玄人向けの物件は知識がないと運用が非常に難しい



なるほどね



もちろん、それなりに不動産管理に知識があって、という人は良いんだけど、今回は私のような不動産の知識がほとんど無いサラリーマンに向けた記事なので、7〜8%の物件がオススメなんだよ



最近物件も高くなって来ているから、都心部だと5〜6%になってるけど、こういった物件はどうなの?安全性は高いと思うんだけど



サラリーマン投資家の場合、初めての銀行融資は1%前半行けば大勝利だから、多くの場合は1〜3%くらいになるんだよね。となると、6%以下の物件だと、借入期間にもよるけど、逆ざやのリスクが高くなるんだ



なるほど。安全だけど、今度は毎月のキャッシュフローが回らなくなっちゃうのか・・・



もちろん、自己資金をいくら入れるか、とかいろいろと考えることはあるんだけどね。
あと、不動産投資に焦りは厳禁だよ。どうしても、初物件探索は「欲しい欲しい病」が発症しちゃうんだけど、最初の物件だからこそ、自分が本当に納得できる物件に巡り合うまでは我慢だね
「不動産投資」は「株式投資」の補完的関係



ちょっと疑問なんだけど、不動産投資ってやった方が良いの?
不動産投資って難しそうだし、ずっと株式投資で資産形成する方が良いんじゃない?



不動産は「株式投資が持ち合わせていないメリット」を多く含んでいるんだよね。
なので、私は株式投資でカバーできていない部分を補う要素として不動産投資を取り入れているんだ



ふむふむ。
どういったメリットがあるの?



やっぱり、まず不動産投資の最大の魅力は「他人資本」を利用できるということだね
私の事例を挙げますと、私は約1.1億円の新築アパート投資を全額フルローンで地銀から引っ張ることができました。
金利も1.7%ですので、この水準であれば、7%程度の新築アパート投資ですと、最終的な年間の手残りが毎年100万円ちょっと出ることになります。



初年度は色々と経費や取得税がかかるため、赤字スタートだけど、新築アパートの場合、最初に入居者を満室にしてしまえば、その後の入れ替わりはその都度募集をかけていけば良いので、安定した収益を確保することができるようになるんだよね



安定的なキャッシュフローはFIRE達成後の大きな味方だよね!



じゃあ、具体的にどんな物件を保有すれば良いか、は下記の詳細記事を読んでみてね!





そもそも論なんだけど、サラリーマンの不動産投資の状況ってどうなの?



サラリーマン大家を目指すには「不動産価格動向」と「銀行の融資姿勢」の2つをウォッチしておく必要があるんだ



価格は分かるけど、銀行の融資ってそんなに変わるものなの?



時期によって、めちゃくちゃ変わるんだよ。しかも、サラリーマン大家にとって、銀行の融資状況ほど見え辛いものは無いんだ。
私が新築アパートを購入したのは2018年3月だったので、スルガスキームの前でギリギリセーフだったんだ



スルガスキームって?



ひ、ひさんだね・・・



他に、新築アパート業者の姿勢もいろいろ変化しているよ。一時期は、「満室にして引き渡す」や「満室になるまでは満室賃料をアパート業者が保証する」といったことが行われていたんだ



満室にしてくれるのは安心だねえ



ちょうど私は満室保証が当たり前だった時に購入できたから良かったんだ。でも、今は「銀行融資の金利負担分だけは負担する」とか、保証が劣化しているみたいだね



なるほどねえ



今は日銀の金融緩和で金利はあんまり気にしなくて良いけど、とはいえ、金利は不動産市況に直結するので、覚えておいた方が良いね。あと、建築資材や人件費が高騰して来ているので、そのぶん、新築物件価格が高くなって来ていて、利回りが低下しているよ



新築物件はマンションも高いもんねえ。でも、中古物件持っている人は逆に高く売るチャンスじゃない?



そうだね。総じて、アパート市況も利回りが年々下がって来ているので、逆算すると、中古アパートの物件価格は上がっている、ということは言えるよね
FIRE後を見据えた「マイクロ法人」+「不動産投資」



あと、FIRE達成後のことを考えると、マイクロ法人は欠かせないんだよね



マイクロ法人については下記記事にて紹介しているよ!





不動産投資は、マイクロ法人と非常に相性が良いんだよ。
実際の活用方法は下記記事にて紹介しているよ!


まとめ:FIREを見据えた「株式投資」と「不動産投資」のバランスが重要



株式投資と不動産投資のメリット・デメリットを比較してみたよ
| 株式投資 | 不動産投資 |
|---|---|
| ・長期的に見れば5%以上の利回りが期待できる (=インデックス投資を前提) ・投資した金額以上の負債はない(信用取引を除く) | ・他人資本を利用できる ・安定的なキャッシュフロー ・事業上の経費計上が可能 |
| ・株価の暴落がたびたび発生する | ・修繕・修理の費用が発生 ・売却時に残債が残る可能性があり得る ・事件・事故などのリスクがある |



結局のところ、何事もバランスってことだよね



その通りだよ。株式投資に持ち合わせていない安定性を不動産は持っているけど、規模がデカいだけに寄せ過ぎるのも良くないんだよね



他に注意点ってある?



FIRE後の生活基盤として不動産投資を活用したい、ということをすでに考えているのであれば、必ずサラリーマン時代の間に融資を受けて物件を購入することだね。
サラリーマンという「信用」はFIRE後には一切失われるからね



確かにそれはそうだよね。
くれぐれも順番間違えないことが大事だね










