ヒイラギ今日は生命保険の話をします



生命保険を取り上げるってこのブログでは初めてじゃない?



そもそも生命保険否定論者なので、生命保険は不要だと思っているんだよね。国の社会保険制度が優秀過ぎるし



じゃあ、なんで取り上げるの?



今回紹介する保険はあまたある保険商品の中でも「節税メリット」として資産形成のためにオススメできるレベルだからなんだ
FIRE生活に入る前から、私は生命保険は本当に無駄だと考えています。
その考えはFIRE生活に入ってからも一貫していて、生命保険とは「運が悪いと当たってしまう宝くじ」のようなものですが、この宝くじに当たっても、日本では手厚い社会保険が整備されているため、実質的には「お守り」以下の効果しかありません。
ただ、この生命保険というのは、見方を変えれば、お金持ちになるための手助けをしてくれることがあります。
今回はそんなお宝的な生命保険を見つけたので、ご紹介します。
明治安田生命「じぶんの積立」は抜群の節税商品
今回ご紹介するのは、明治安田生命が提供している「じぶんの積立」という商品です。



この生命保険の特長を記載します
「じぶんの積立」の特長8選
- 健康状態を問わず、被保険者は満6歳〜満65歳のため、ほぼ誰でも加入が可能
(契約者は満18歳以上の必要があります) - 掛金は「生命保険料控除」として処理できる
- 掛金は4段階に分かれており、5000円・10,000円・15,000円・20,000円の1口から4口まで選択
なお、一度選んだ掛金を増額することはできない(減額は可能) - 保険料の払込は5年間で終了
- 返戻金は一時所得扱いとなるため、非課税(特別控除額50万円があるため)
※一時所得の金額 = 解約返戻金額 - 保険料払込累計額 - 特別控除額(50万円) - 死亡した場合、110%の返戻金として支給される
- 満期契約後の再契約も可能。任意解約の場合は、以後3年間は再契約不可となる
- 年払いは不可。月掛けのみ



ふむふむ



それでは、満期時の「返戻金」についてみていきましょう
「じぶんの積立」の経過年数別返戻金
| 経過年数 | 3年 | 5年 | 7年 | 10年満期 |
|---|---|---|---|---|
| 払込保険料累計 | 180,000円 | 300,000円 | 300,000円 | 300,000円 |
| 返戻金 | 180,000円 | 300,000円 | 304,140円 | 309,000円 |
| 返礼率 | (100.0%) | (100.0%) | (101.3%) | (103.0%) |





返戻金が掛け金合計を下回る期間が無いんだね



そうなんだよ。この保険、何がおかしいというか、面白いかというと、完全に貯蓄しているだけの状態なのに「生命保険料控除」の対象になるというところなんだよね



ああ、そういうことか!
保険だけでみていくと掛け金に対し、最大でも3%利率が付くだけだけども、「生命保険料控除」の枠が使えれば節税になるってことだね!



その通り!
「そもそも、生命保険に全く入っていなくて、毎年、生命保険料控除分の枠を使っていない」という人には最適な保険になるよね!
「じぶんの積立」を契約した際の節税シミュレーション



では、具体的にどれだけこの保険で生命保険料控除が効くのか、シミュレーションしてみました
月額5,000円(1口)の契約を締結した際の事例です。
なお、生命保険料控除の新制度にて計算しております。



生命保険料控除は、結構計算ややこしいんだよね・・・
| 課税所得 | 300万円 | 500万円 | 800万円 | 1,000万円 |
|---|---|---|---|---|
| 所得税 | 35,000円 | 35,000円 | 35,000円 | 35,000円 |
| うち、税率 | 10% | 20% | 23% | 33% |
| 得する所得税額 | 3,500円 | 7,000円 | 8,050円 | 11,550円 |
| 住民税 | 28,000円 | 28,000円 | 28,000円 | 28,000円 |
| うち、税率 | 10% | 10% | 10% | 10% |
| 得する住民税額 | 2,800円 | 2,800円 | 2,800円 | 2,800円 |
| 得する合計額 | 6,300円 | 9,800円 | 10,850円 | 14,350円 |



金額的には「おお!」というほどでは無いんだね



そうだね。
金額としては微々たるもののように見えるんだけど、以下の点から考えると、すごい節税商品だよ
- もともと活用していない「生命保険料控除」の枠であること
- 年間6万円の掛け金支払いに対し、得する金額が最大24%(年収1,000万円時の試算)であること
- 10年満期保有であれば、103%の返戻金に育つこと
- リスクフリーの商品であること
- 解約タイミングは自由であり、どのタイミングで解約しても掛け金の100%返戻が保証されていること



確かに、もともと「生命保険料控除」の枠を使っていない人だと、加入するだけで確実に節税になるもんね



生命保険料控除活用前提で考えれば、魅惑のフリーランチ商品だよ。
保険嫌いの私がオススメできる、唯一無二の商品だね
「じぶんの積立」の掛け金の設定について
なお、掛け金の設定についてですが、今回の話がそもそも生命保険料の控除枠による節税という前提なので、「5,000円」が最適な設定ということになります。



これはなんで5,000円なの?



「生命保険料控除」の新制度における住民税の上限が年間正味払込保険料が56,000円を超えると、控除額が一律「28,000円」として固定されるためだね



住民税の上限を見ているという訳か〜
でも、所得税の方は控除額40,000円までじゃなかったっけ?



おお、結構知っているね!
所得税額は年間正味払込保険料が56,000円を超えると控除額が一律「40,000円」となるので、節税目的だけではなく、その貯蓄性にまで目を向けるのであれば「10,000円」までとするのも一案だね
「じぶんの積立」に加入するに当たっての注意点
当たり前ですが、別の生命保険に加入済で「生命保険料控除」を目一杯まで既に利用している人は節税の意味を持ちませんので、加入する意味はありません。



すでに生命保険に入っている人は注意してね!



すでに「生命保険料控除」の枠を利用していて、節税メリットが受けられない人はこの保険は全く意味ないよ!



これ、対面加入って保険会社に行かないといけないの?



ネットで加入者のコメントを読んでいる限りにおいては、面談場所は融通をきかせてくれることが多いようだね



そもそもこんな保険、保険会社にメリットがあるのかねえ?



この商品は、保険業界でいうところの「ドアノック商品」だろうね



ドアノック商品って?



お客さんを獲得する最初の入り口として、採算度外視で提供する商品をいうんだ。これを入り口にして、その他のいろいろな商品をセットで売りたいという思惑があるんだよ。
まあ、その典型例なので、そういった点は考慮しておくべきかな



要らない商品を売り付けられても断ることが大事!
まとめ:節税保険としてピカイチの「じぶんの積立」
以上、書いていたように、明治安田保険の「じぶんの積立」は、なぜこれが生命保険料控除の対象になるのだろうか、と不思議に思えるほど、節税向けに作られている商品です。
ただ、これまで数多の生命保険が節税を謳っては税務当局がその穴を塞ぎに来るといったいたちごっこを繰り広げているので、この保険もいつ目を付けられるか、分かりません。
経済評論家の山崎元さんにもこの保険は良い意味でも悪い意味でも目をつけられています。



山崎さんは「典型的なドアノック商品なので契約しない方が良い」と語っているね



ただ、契約者の契約時のブログ等を見る限り、そこまで他の商品の勧誘や押し売りのような者は無かったけどね



現時点で間違いなく節税対策として有効な生命保険であることは断言できます



特にサラリーマンの方で「生命保険料控除」が余っている方は最優先で検討すべき保険だね



こういったフリーランチのマネーハックはいろんなところに転がっています



うまく使って、手取りを増やし、余ったお金で運用して、FIREを目指していこう!













